2021年4月10日 大分県別府市長野恭紘市長インタビュー

活動実績

「つながるニッポン!応援のチカラ」の収録見学

みなさんこんにちは!
学生応援村広報部の早稲田大学3年の駒木梓です。
先月に引き続き、4月10日(土)に応援村レギュラー番組である「つながるニッポン!応援のチカラ」の収録を見学させていただきました。
その際に、番組にゲストとして出演されていた大分県別府市の長野恭紘市長にインタビューをさせていただきました。

長野恭紘氏プロフィール
1975年生まれ。
衆議院議員秘書を経て、2003年4月に別府市議会議員初当選。2期務める。15年4月に別府市長初当選し、現在2期目を務めている。

大分県別府市長野恭紘市長インタビュー

長野市長、貴重なお時間をいただきありがとうございます。早速ですが、応援村に参加したきっかけを教えてください。
全国空き家バンク推進機構(ZAB)という空き家問題の解決に向けた全国的なネットワークがあります。そこに別府市の職員を送り込みました。そして、このネットワークを空き家という1つの問題にとどまらず、東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げるという別の目的にも活用しようと始めたのが、応援村です。
応援村には民間の人達も入ってきています。民間の人から行政ではできないDXなどを提案してもらえて、とても有意義な環境です。応援村は官民連携の良いモデルだと思っています。

なるほど!では、応援村に参加して良かったと思うことはどのようなことですか?
日頃から他の市町村の首長と話すことができるようになったことです。会話をしている中で新たなことに気づかされることが多いです。今すぐ効果が出るわけではないですが、将来の市政に良い影響を与えられると思っています。

別府市は観光業への依存度が高いと知りました。アフターコロナに向けてどのような取り組みをしているのですか?
別府市の観光はただ観光客を増やしたいわけではありません。別府のファンを増やしたいんです。
昨今ではグローバル化が進んでいますが、これに対応するためには「ど・ローカル」にならなければならないと思っています。本来の観光とは、地域の宝を磨いてそれを見に来てもらうことだと思います。そのためには、地元にあるものを徹底的に磨くことが必要です。今は新型コロナウイルスの流行により、観光は下火になっていますが、将来的には爆発すると思っています。つまり、私に求められているのはそれまでのこのコロナ期間に観光業をいかに維持させるかを考えるということです。その中で、僕の役割は人の気持ちに火をつけることだと思います。その一環として、市内のホテルに20泊しました。あくまで、手段と目的を履き違えないようにしたいですね。

なるほど!ありがとうございます。私たち学生応援村では、この前東日本大震災を伝えるイベントを開催しました。こうした記憶を伝えるということに関していかがお考えですか?
過去の出来事に関して、なぜ記録が残されていないのかとすごく思います。例えば熊本地震。熊本地震のような地震は過去にあったはずなのに記録が残されていないため、過去に人々がどのように活動したのか分からないんです。それでは困りますね。そのため、熊本地震の際には未来の人のためにしっかり記録に残すようにしました。今のコロナ対策についても記録を残すようにしています。

ありがとうございます!記録に残すって大切ですね。熊本地震のことをお話されていましたが、災害を伝えることについてもっと詳しくお聞きしたいです!
学生応援村さんの取り組み、素晴らしいですね。話だけを伝えるのではなく、災害が起きたらどんな行動を取ればいいかを考えるところまで伝えることが必要であると思います。

とても勉強になります。過去から学び行動することが大切ですね。
行政から見て、市民だからこそできる災害時の取り組みはありますか?

地域力が弱いところは、災害が起きた時にも被害が大きくなってしまいます。災害の際には、お年寄りや障がい者の方など、弱い立場にある人を1人も残さずに助けることが重要です。残念ながら行政は最小限の手助けしかできません。そのため別府市では、7つに地域を分けて地域力を高める取り組みを行っています。

自助や公助が大切ということですね。長野市長が今後、学生に期待することはなんですか?
大人は頭が固まっていて僕は特に、政治という枠の中で考えてしまいます。社会問題が解決しないのは、大人が当たり前と思っている方法では解決することができないからです。だから学生のみなさんには、常に常識という枠にとらわれない自由な発想をしてほしいです。そして、自由な発想を理解してくれる大人を見つけてほしいと思います。

ありがとうございます。常識という枠にとらわれず、学生目線で今後も活動を行っていきたいと思います!長野市長、貴重なお話をありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました